平成28年熊本地震の発生後、当会理事長の草野は、どのように支援活動を行えばよいのか分からない中、通信制大学でご縁をいただいた先生に同行させていただく形で、不知火小学校の子どもたちの支援に入りました。
当時、がんを経験したことをきっかけに、「人のお役に立てるための学びをしたい」と始めた通信制大学。その学びを通じて熊本の方々とつながったことが、当会の災害支援活動の原点となりました。
そのときからご縁が続いている宇城市の方は、今回、2度目の被災となってしまいました。
さらに悲しい出来事も重なり、心配していたところ、お姉様が経営されている高齢者施設も大変な状況だとお聞きし、水や紙おむつなどの支援物資をお届けしました。
施設の皆さまに加え、つながりのある福祉施設へもお配りいただけるとのことで、今回は直接お渡ししました。
10年続くご縁の宇城市の方ともに、地域の皆さまのお力になれたらと思います。
そして、もう一つのご縁がつながりました。
昨年、能登半島で被災された食器店から、たくさんの食器をお預かりしました。
その一部は、令和7年11月に佐賀関で発生した大規模火災で被災された方々へお届けしましたが、当会では昨年、能登へ2度伺い、まだ多くの食器をお預かりしていました。
今回、令和2年7月豪雨からご縁をいただいている八代市の飲食店の方がお声掛けくださり、地震によって食器も何もかも割れてしまった居酒屋など、飲食店の皆さまへお渡しする機会をいただきました。
食器はまだありますので、今後は一般の方々にもお越しいただけるよう、現地でお声掛けいただいております。
能登半島で被災された食器店から託された「支縁のうつわ」が、佐賀関へ、そして熊本へ――。
被災された方々は、辛い出来事が重なっても、その先の生活を続けていかなければなりません。
その歩みに少しでも寄り添えるよう、当会はこれからも人と人とのご縁を大切にしながら、さまざまな方向から、必要な方へ直接届く支援を続けてまいります。