長崎新聞に大きく取り上げていただいた精霊流し…無事に終わらせていただきました。

受けた時はどうなることかと、とても不安でしたが、さだまさしさんにお見送りいただいた後出発し、住民の方々が写真撮影をしたり、ありがとうございますと涙ぐんでくださる姿を見て、私もドーイドーイの掛け声が涙で詰まりながら、歩かせていただきました。
 
 
たくさんの方々が最初から最後までついてきてくださり、最後に海に流す時…
浮かぶように特別に作っていただいていたのですが、重心がうまく取れず傾きかけました。
私は、お亡くなりになった方々の御霊を西方浄土にお連れできるようにとの思いがあったので、泳げないことも忘れて海に入り必死で支えました。
その姿を見て、あきらめなさいと言われましたが、私はどうしてもあきらめたくなかったことから、「きちんと流さないといけない!!!!」と泣き叫んでいました。
それをみた仲間たちが一緒に海に入って支えてくれて…
待機していただいていた船で引っ張ってもらい、しばらくすると離しても自然と流れていってくれました。
私は、合掌をさせていただき、二度と災害が起きないようにと祈らせていただきました。

 
 

あの時…たくさんの方々が見ていてくださいました。
あの光景は、精霊船に飾り付けた紅葉の花言葉のように、あの場所にいたみなさんのいい思い出になっていただけたと思います。
最後に拍手をしていただき、また号泣してしまいましたが、見てくださっていたみなさんもまた涙を流してくださっていました。
当日の様子も長崎新聞様や中国新聞様に掲載していただけましたが、YouTubeにアップしました動画もみていただけたら幸いです。

今回の精霊流しにご支援ご協力いただきました方々、本当に本当にありがとうございました。
これからも単なる災害ボランティアではなく、たくさんの方々の支えや力になれるように頑張らせていただきますので、よろしくお願いいたします。