新型コロナ後遺症の方より、下記の様なお困りごとをお聞きしました。
新型コロナ後遺症だけではなく筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)・線維筋痛症・ワクチン後遺症の方などに関わる内容もございます。
現時点での公的支援活用についてと、NPO法人有明支縁会としての支援(黄色にて表示)についてお答えいたします。

1、医療費の負担、動けないときのヘルパー要請、傷病手当のない国民保険の方が安心して養生出来るようにしていただきたい。

 →障害者手帳がなくても、申請して必要性が認められれば受けられるサービスがあります。
  障害のある18歳未満の子どもへの支援は児童福祉法によって定められています。
  身体障害者・知的障害者・精神障害者(発達障害者を含む)・難病等がある方への支援↓

障害福祉サービス(障害者総合支援法に基づき、行われています)※全国社会福祉協議会HPより

https://www.shakyo.or.jp/download/shougai_pamph/date.pdf

●サービス利用の手引き↓厚生労働省HPより

https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/riyou.html

 NPO法人有明支縁会としては、実際に公的支援を行う患者方の地方自治体と連携させていただき、会議などを行いながら具体的支援へと繋げております。
 また、障害者手帳・障害年金関しても、医療機関や自治体への働きかけを行いながら、取得へのお手伝いをさせていただいています。


2、コロナ後遺症外来をうたっているドクターでもコロナ後遺症なんて気のせい…とか、
  そんな病気無い…とか…言われます。コロナ後遺症外来を掲げるなら最低限の知識と教養も欲しい。

●厚生労働省への陳情後回答として
 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状、いわゆる後遺症については、都道府県等あて事務連絡にて、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関の選定及び公表等を依頼したところです。本件については、4月末頃に取りまとめ、厚生労働省ホームページの罹患後症状に関するWEBサイトへ掲載を予定しております。


 NPO法人有明支縁会としては、患者の方々からいただいた情報などを基に、きちんとした後遺症治療として対応してくださる医療機関・鍼灸治療などを取りまとめております。
 ご相談いただきましたら、可能な限り医療機関への連携や治療内容についてもお知らせなどに対し、対応させていただきます。

3、母子家庭で有りながらも子供が専門校生の為、母子家庭あつかいの支援は受けられず…せめて学生のうちは支援や助成が欲しいです。

 →扶養をしているということで、住民税や所得税が軽減されます。ヤングケアラー的な問題がある場合は、厚労省の陳情時に下記内容をお知らせいただきました。
 


 こちらについても、NPO法人有明支縁会では家族的な支援を行っており、行政や社会福祉協議会との話し合いなどを行いながら連携させていただいております。

4、周りへの周知…例えば頭痛…だけでは偏頭痛を想像されてしまいます…

 コロナ後遺症の方で、デザインの仕事をされていた方に依頼し、説明時に分かりやすいよう漫画として作成していただきました。※生活のご支援になれるよう、仕事として依頼させていただいております。