1月1日、元旦早々に起こってしまった地震…
2日には、同じ石川県にて昨年豪雨災害に遭われた酒屋の方より購入させていただいたお酒を、長崎国際ゴルフ俱楽部のお年賀として配布させていただきました。
日に日に分かってきた被害の状況…
石川・能登半島にて被害に遭われた町の町議とご縁をいただき、多数の避難所や在宅避難の方にお渡しする物資のご依頼をいただきました。
4日12時に出発、前夜より大量の食料や水・卓上ガスコンロとボンベ・カイロ・紙皿紙コップ・オムツ・消毒液・おしりふき・その他日用品などを積み込み、更に現地に着くまでにご依頼いただいたものを能登半島に入る前のホームセンターで調達し、ハイエースを隙間なく満タンにして走りました。
まずは志賀町に入らせていただき、町で必要な物を町議にお渡し…その後、別のボランティア仲間からの情報で能登の山間部にあるまったく支援が届いていない地域に向かいました。
途中の道は、段差・地割れ・寸断されたところが多数あり、さらにナビでは通れるはずの所が倒れず、電波も入らない…途中で自衛隊の方やDMAT(災害派遣医療チーム)の方々と道の相談をしながら走りました。
片側通行での大渋滞もあり、抜けた後は左右滑落してそこでも自衛隊の方と声掛け合いながら通り、山間部に入ってからは崖崩れで寸断されているような所が多数あり、半端ない段差も多くありました。
時々繋がる電波のところで依頼された被災者の方・ボランティア仲間と連絡を取りながら、通れる道を探り、やっとの思いで着くことができた真っ暗な公民館の避難所に着くことができました。
玄関に消防の方がひとり立っておられたので、助けを求めておられた方のご両親(娘さんからのSOS)を呼んでいただき、事情を説明させていただきました。
あまりの量に、「誰がお金を払うんですか?」とびっくりして聞かれましたが、「とんでもない…全部無料でお渡しですよー」と言ってしばらくお話し、安心していただきました。
50名ほどの支援が届いていない山の中の避難所でしたが、地域の在宅避難の方々にもお配りいただくこととなり、大変喜んでいただきました。
無事に生きる糧=命の源をお届けできてよかったです!
なお、今回の活動は、現地住民の方々からの依頼を受けて入らせていただいており、熊本地震での支援を教訓に動いております。
前述したように、簡単に走れるような道ではなく、熊本地震の益城の光景が能登半島北部全域で見られます。
土砂災害により道路が寸断され、道もタイヤをパンクさせてしまう方も多数おられるほど段差や地割れが起きています。
NPO法人有明支縁会は、他の災害ボランティア団体や地元の被災者の方々と連携させていただており、情報の共有など連携しながら支援活動を継続いたします。
今回は、余震や道路の状況も覚悟の上、支援の届いていない地域の方々のお命を守るため、熊本地震災害支援からのメンバーと入らせていただきました。
今日もまたご要望のものを仕入れて、再度半島入りし、帰路に着いております。
まだまだ長期戦となりますので、今後の支援にご協力いただけたら有り難いです。
よろしくお願いいたします。
最後に、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

※長崎新聞に掲載していただいているようです。

https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/…