今日は、長崎市にある桜馬場中学校(生徒数約530名)人権集会にて講演をさせていただきました。長崎市社会福祉協議会の方が、人権教育を担当されている先生に私のことを推薦してくださったそうで、災害ボランティアについてのお話を…との事でした。
ところが、その打ち合わせのため前もって学校にお伺いをしたところ、いろいろな問題を抱えている生徒さんが多いとのこと…
私は、災害ボランティアを軸としながらも、私が活動をひとりで始めて継続をしている原点となる波乱の人生など、すべてをさらけ出してお話させていただきました。

どんなに辛いことがあっても、そこには意味があって乗り越えることで道が拓けるということを実践してきた私の話は、子供達にどう響いたのか…
後から先生方にお伺いしたところ「いつもは途中で抜け出したりきちんと聴いていない子も多いのですが、まっすぐ前を見てお話を聴いていました。草野さんの話を聞いて、未来が見えた生徒が多いと思います。ギッシリ埋め尽くされた感想が物語っています。」との事でした。
先生方や聴きに来られていた社会福祉協議会の方や青年会議所の方など、大人の方に向けても問いかけるように話させていただきましたが、「泣きそうになりました、ジーンときました」と言っていただきました。
私が災害支援を始めた中に、災害に限らず関わってくださる方々みなさんのお力になりたいとの思いがありました。
その思いが、途中で止めないといけないほどの質問や聴く時の態度などで、中学生にも少しは伝えることができたのかなと思います。
(いつもは質問さえないこともあるそうです。)
後からいただくことになっている、感想文が楽しみです。
質問の中で、中学生でもできる支援を教えてください…とありました。
今の支援活動に生かせるよう、あるお願いをしてきました。
最後にいただいた、3年生の手縫いの雑巾…心を受け止め役立たせていただきたいと思います。
帰りには、来週15日の映画上映と講演のチラシと配布をしてくださる方から、諏訪神社にある月見茶屋のぼた餅をいただき、元気をいただきました。
辛かったことを乗り越え、人を思う気持ちから支援活動をしなければ出逢うことのなかったご縁…
まだまだ走り続けます!