27年前の今日、長崎私立淵中学校で悲しい出来事がありました。
命の大切さや、辛いことを乗り越える意味など、自分の小さい頃からの体験や子育て、そして辛いことを乗り越えてきた力で、普通に生きられない方々への支援と支縁を大切に生きている思いを伝えさせていただきました。
500名近い子供たちにきちんと伝えられたか不安でしたが、終わってから私に会いたいと言ってきてくれた子が、早速感想文を渡してくれました。
他の子供たちも、紙が足りないと言いだす子たちもいたようです。
校長先生をはじめ先生方からも、大人が学ぶべき事もあったと言っていただきました。
後ほど子供たちだけではなく、先生方からも感想をいただけることになっています。
そして、悲しいことが起こってしまった27年前の今日から2日前、私の娘が生まれました。
その娘も小学校の時に仲間はずれなどで不登校のようになりましたが、親子で乗り越えた事で高校の先生になり、不登校になった教え子から「今まで出会った先生で一番好き」と言われるほどに成長をしてくれました。
どんなに辛い事もそれを乗り越えることによって道が拓ける…そう言い聞かせて子達を守りながら生きてきた私ができることは、逃げることのひとつに死ぬということを選択肢のとしないでほしいということを伝えること。
同じ中学生の時に自殺をしようとしていた私が、今の私をみて感じてほしいと願うことでした。
たくさんの人がいる中で繋がるご縁…それは奇跡であってそこに必ず意味があり、無駄なこと・無駄な人間はひとつもありません。
今日話をした内容が、子供たちの生きる力となることを願います。
同じ時を生きる方々へできることがあれば…
よろしくお願いいたします。