8月の豪雨災害から3か月。
被災地では、まだまだ復旧の途上にあります。

○10月27・28日 重要文化財予定のお庭での土砂撤去

重要文化財となる予定のお庭に流れ込んだ大量の土砂。
市の回収対象外で、入口幅はわずか180cm。
測量の専門家による見立てでは、約18立米もの土砂が堆積していました。

「なんとか2日間で」と段取りを組んでいたところ、前日に「日曜は捨て場が休み」との連絡。さらにダンプも入れず、厳しい状況に…。

そんな中、重機をお貸しくださった方が「うちの重機置き場を仮置き場にしていいですよ」と朝一番に駆けつけてくださり、仮置き場まで500m。
軽トラ3台で何度も往復し、1日で搬出完了することができました。

さらに翌日に別メンバーが入り、石の撤去と整地作業を行わせていただき、「ここまでしていただいて申し訳ない、有り難うございます」と、被災者の方が安心されたご様子に、私たちも胸が熱くなりました。

ご協力くださった東社長、そしてお繋ぎくださった桑原さん、本当にありがとうございました。

○10月31日 熊本県八代市社会福祉協議会

市長・市役所・社会福祉協議会・技術系団体など「やつしろ災害支援団体ネットワーク」の方々との話し合いに参加しました。

「被災された方を取り残さない」ために、行政と民間が一体となった支援と“支縁の継続をさせていただくため、連携をさせていただけて幸いです。

○11月3・6日 八代市での床下土砂撤去と物資の支援

フローリング下=潜らなければ取れない場所の土砂撤去作業へ。
依頼時は「キッチンの下だけ」と伺っていましたが、実際はお風呂場・押し入れ・長い廊下などにも広がっておりました。
継続して6日に別のメンバーと行かせていただき、なんとか約300袋分の土嚢を撤去し搬出完了いたしました。

さらに避難所での生活を続けていたご家族が、ようやく仮設住宅へ移られることになり、皆さまからご寄付いただいた家具・家電をご支援させていただきました。

冷蔵庫(吉井様)
洗濯機・電子レンジ(永本様)
ベッド・折りたたみベッド(土師様)
シーリングライト2個(椎木様)
ファンヒーター3台(木本様)
アルミラック(草野)

温かいご支援を本当にありがとうございました。

○11月9日 ボランティアバス長崎第43便

総勢30名で、イチゴハウスに入り込んだ厚さ20cmの泥を撤去。
4棟すべてが8月の豪雨で栽培不能となっていたため、3tダンプ13台=約39tの土砂を搬出しました。

10代の学生から60代まで、幅広い年代が参加。
初めて参加したとき高校生だったメンバーが、今では社会人として親子で参加してくれるようになっています。

「皆さんの団結力、そして自然な連携がすごい!」とのお声かけをいただきました。
長年活動を続けて支えきてくれたメンバーのおかげです。

後日、市役所にお勤めの息子さんから「市役所勤務というだけで言い出せなかったから、本当に本当に感謝しております」と涙を浮かべておられたとのお話でした。

ご依頼いただき、一緒に活動してくださった団体の方々にも大変お世話になり、「みんなでみんなを助け愛」の輪となれたことに感謝いたします。

正月までに少しでも復旧・復興が進みますよう、継続して活動させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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